紹興酒は中国で起源し、世界三大発酵酒の一つであり、最も古い穀物醸造酒です。千年の歴史を持つ紹興酒は、多くの文人墨客に愛され続けています。唐朝詩人李白の「玉碗盛来琥珀光」、白居易の「晩来天欲雪、能飲一杯無」、および宋朝文人欧陽修の「酔翁之意不在酒」、中国書道の第一人者である王羲之の物語「曲水の宴」、三國志の「青梅煮酒論英雄」、中国四大名著の一つである「紅楼夢」大観園の夜宴など、これらの作品は紹興酒の芳醇と豊かな歴史を表現しています。
会稽山は中国古代の九大名山の一つで、浙江省紹興市にあります。会稽山には36本の小川が流れ込み、鑑湖水が形成されています。この鑑湖水は、紹興酒の重要な醸造原料の一つです。
1743年、会稽山紹興酒株式会社で前身雲集酒造場が設立されました。それ以来、四世代に渡り受け継がれてきました。
会稽山は千年の紹興酒醸造技術を守り続け、三百年にわたり一つのことに専念しています。紹興市鑑湖上流の綺麗な水、江南の良質のもち米と小麦を原料とし、健康性が高い且つ高品質の紹興酒を一本一本、心を込めて醸造しています。
1915年、アメリカで開催されたパナマ万国博覧会で紹興酒史上初の国際金賞を受賞しました。1952年、第一回全国(中国)評酒会で「八大名酒」の称号を取得。二度の受賞で国酒の地位を確立しました。
会稽山酒造の歩み